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10.続・ブラジル薬草十一選
リーリオ・デ・ブレイジョン
ブラジルの低湿地に群生する。『湿地の百合』。名のごとく純白、芳香を放つ。高血圧の人や、初期癌に効く。癌治療目的で栽培している地方もある。
シャドレイラ
特有の臭いがある。養蜂家はこの草の汁を箱にすり込むと蜂がおとなしくなるという。睡眠薬としてよく効き副作用もない。
エルバ・デ・ビッショ
ビッショとあるが本稿4の宝くじとは無関係。食あたり、暑気あたりに効き、事に痔疾に特効がある。この薬草のことをインディオから教えられ、これで腰湯を使って生涯の持病と諦めていた痔疾を根治した証人もある。昔の諺に「諦めは心の養生」などというのがあるが体の養生にはならぬ一例。
生きているのが楽しくてならない。少なくとも百年の寿を。と念願する向きに、パリ・パローバがある。浄血作用あり、長寿の妙薬。
マモン
これはパパイアという英語名で日本でも売られている。むくみをとりたんを切り皮膚病いっさいに効く。日本ではあまり役立たぬが、肉の食べ過ぎの後にブラジル人はよくこれを食する。
ウルチーガ
山野に自生の灌木。幹、茎に鋭い棘のあるのは厄介だが、糖尿病、結石、採乳によく効く。
以上、草や木を混え、いわゆるブラジルの薬草なるものを紹介した。ただもう一種、最後を飾る意味で書き加えたい。
コエントロ
これは駆風、つまり腸内のガス排出、さらに一般的に申せば放屁。4gに熱湯を注ぎ、もちろん湯が冷めてからコップ一日一杯が適量。量が過ぎると大気を汚染する。
主幹 田所清克
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